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育児放棄の先にあるもの

2011年3月10日、
少年事件で複数の被告の死刑が同時に確定した。
当時未成年の3人が死刑確定、ということだからかなり大きなニュースになるはずだったが
震災が起こり、ほとんど取り上げられることはなかった。

1994年9月28日から10月7日までに3府県で発生した未成年の少年グループによるリンチ殺人事件の主犯である。

この死刑囚のうちCに対して
先日の記事のアーサー・ホーランドさんは面会を試みたそうだが
彼の力を持っても、心が開かず
彼に対し
『更生してほしいと願います』という思いしか答えられなかったそうだ。

Cは両親不在の家庭で育ち育児放棄された下の子供たちと
飢えながら暮らしていた。
店舗から食べ物を盗みながら生きていたが
つかまったとしても
見逃されてきたという。

社会からもスポイルされた形で善悪を学ばず
家を捨て
放浪の行き着く先が
暴力団員だったという。


暴力団で彼は居場所を見つけ
認められるために、
あるいはその中で弱者の位置になり傷つけられたくないがために
言われるがままに暴力や恐喝を繰り返してきた
自分が暴力で支配されていたために
他人も仲間も
暴力で支配しようとしてきた

『未成年は死刑にならない』と
暴力団は彼に
言い続けていて彼もそれを信じていたのである。

わずか11日に
金銭を奪う目的で偶然拉致した被害者を3人
内輪もめした仲間を一人
惨殺し

さらに残虐行為に反対した仲間の女子を殺す計画を
たてているところで逮捕された。


未成年は死刑にならない、という
暴力団員の言葉をかたくなに信じていた彼らの一人に
地裁で死刑判決が出たとき
彼らは暴力団にも
実は見捨てられていたことに気づいた。

3月10日
最高裁で3人の元少年の死刑が確定した。

彼らは更生できない、と国が判断したのだ。

親に放棄された幼少時から
家出するまでの犯罪であれば
更生する余地があっただろうに

暴力団にかかわってから
事件を起こすまでは
ほんの4,5年もないと思う。

そして死刑確定までが塀の中で16年。


彼らには帰る家庭がなかったけど
それでも多くの人が友人や、恋人や、
援助をしてくれるボランティアを知って
ぼろぼろの心でも
帰る場所を見つけられる

見つけられたからやり直せるかどうかは別だけど
でも
Cには
そんな時間すら
存在しなかった。


_______________________


心の帰る場所は大事だ
少年事件に無関係な子どもたちだって
毎日傷ついて帰ってくる

自分をうまく表現できない子どもならなおさら 

問題行動は
子どもが自分の感情を
救済したいと思う表れ

私は今日もかっかと怒らずに
子どものいい分を聞いてやれるかなあ


(昨日は撃沈した・・)

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非公開コメント

Re:育児放棄の先にあるもの(10/27)

1994年。何かと大変な年でした。



その歪みもあったのでしょうか?



運命として片付けてしまうには、あんまりにも悲惨ですね。

Re:育児放棄の先にあるもの(10/27)

なんとも...

何の因果か...

本当に、何が悪いのか、何がきっかけなのか...

Re:育児放棄の先にあるもの(10/27)

考えさせられますね。

殺人を犯すまでにCさんが過ごしてきた人生を考えると・・・

ある意味Cさんも不幸な人生だったと言わざるを得ません。

私が神様なら、罪を憎んで人を憎まず、と言いたい所ですが、実際に家族を殺された遺族の方の心情を考えると、何とも言えません。

Re:育児放棄の先にあるもの(10/27)

頑なに心を閉ざす。



私にも少なからず経験があったので、やりきれないです。



それでも、なんとか強く生きる術はあったはず。

その生き方さえも築けなかったのは、人間社会の汚点と化す程に、つらい結末ですね。^^

Re[1]:育児放棄の先にあるもの(10/27)

harmonica.さん

所持金を奪った後に遊び感覚で殺してしまいました。

不幸な生い立ちであっても極刑はやむ終えないと思います。

Re[1]:育児放棄の先にあるもの(10/27)

HANG ZEROさん

食品を万引きしてるときに補導できなかったのかと思いますが。



彼らはまだ34,5歳です。

豊かな時代に生まれた人間だったのに。



>なんとも...

>何の因果か...

>本当に、何が悪いのか、何がきっかけなのか...

- - - - -

Re[1]:育児放棄の先にあるもの(10/27)

starmayさん

彼らのしたことは本当に残酷で『人をも憎まずには』いられません。



Cのスタートが家庭不和でどちらの親も家を開けっ放しということは同情する点が多いのですが。



育児放棄で死なずに生き残るのが本当にこういう方法だけだったということでもともないと思うのですが・・・。





>考えさせられますね。

>殺人を犯すまでにCさんが過ごしてきた人生を考えると・・・

>ある意味Cさんも不幸な人生だったと言わざるを得ません。

>私が神様なら、罪を憎んで人を憎まず、と言いたい所ですが、実際に家族を殺された遺族の方の心情を考えると、何とも言えません。

- - - - -

Re[1]:育児放棄の先にあるもの(10/27)

milkyway.さん

選択肢が折々にあったはずです。

そのたびに『楽なほう』を選んだのではないかと思います。





やはり育ちのせいだけではないでしょう、ただ親にも同義的先があると思います。



>頑なに心を閉ざす。



>私にも少なからず経験があったので、やりきれないです。



>それでも、なんとか強く生きる術はあったはず。

>その生き方さえも築けなかったのは、人間社会の汚点と化す程に、つらい結末ですね。^^

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