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原因は『不細工な顔のせい』・・・それは違うよ

高校に行って学力がついて『知恵遅れではない』と確信を持った彼は
高校を卒業し『職場』に通うようになったとたん


また『きもいやつ』『おかしなやつ』と呼ばれるようになりました。

 

なぜ、自分は気持ちわるいといわれるのだろう。

彼が出した結論は『顔』でした。

鏡を見ていると確かに一つ一つのパーツが不細工な形をしています。←本人談

母親にそっくりな自分の顔。

彼はいろんな理由から母親についてもわだかまりを持っているようで

言葉にこそ出さないけれど
『こんな顔に生んだ母親が悪い』というような
感情を持っているような気がしました。

 

講演をしている間でも

『僕の顔をどう思いますか』

という問いかけを


何度もされていて

答えた人がどういおうと

『いえ、この顔は気持ち悪いでしょう』と持っていかれます。

 

私はその人の顔が気持ち悪いという風には感じません。

整形したアイドルには見えないですけど

どこにでもある一般的な顔です。

 

(このある意味しつこいくらいの『顔』へのコンプレックスは正直周囲を困らせてしまいます。

周囲が変ではないといっても本人が『変な顔だ』と思っているので
終わりがありません。)

 

 

しかしこれもご本人のこだわりの強さかな、とも思いました。

あるいは知恵遅れでないにもかかわらず
『変なやつ』だと「軽んじられる』その理由を求めるあまり、
自分の風貌にたどり着いたのかも、と思います。

 

 

人が他人を好きだの嫌いだのという話は
『そんなにたいした理由がなく』
『無責任に言葉をたれ流している』
場合も多いのです。

彼はおそらく
言葉を言葉の意味のままストレートに受け取ってしまい

便所の落書きのようなものも

彼を育ててやりたいという同僚や上司の強めのアドバイスも

みんなまとめて『非難された記憶』として抱えてしまったのかも、と感じました。

 

今思うと彼のよくやる失敗は

上司にタメ口で話をしたり

挨拶やお礼が言えていなかったり

年上の人を『クン』付けで呼んだりするということが多かったそうです。

 

そしてそれがなぜいけないのか当時は気づかず

注意されても直さなかった

あるいは注意されているのに聞き逃していたようです

 

学校での成績がいいので

『このくらいわかるだろう』と

仕事を本人に任せてしまうと

いつまでも作業に移らずそのままたっていることもありました。

何からはじめていいのかわからなかったそうです。

 

わからなければ聞けばいいのですが

それすらも気づかなかったといいます。

 

「こんなこともできないのか」

『やる気がないのか』といわれるまで

うごけず

また本人には

『いきなり(←本人にはそう思える)怒鳴られた』

ことが過去のいじめを思い出すきっかけとなって

また『自分の顔のせい』だと苦しんだり、

体の調子がおかしくなったりしたようです。

そのくせ

胃に穴が開くまで痛みに気がつかなかったりしていたのは

乖離していたのかもしれません。

 

(すでに二次障害を発症していたのかも?????)

 

その後ついに職場に戻りたくないと

いきなり走って逃げ出したそうで(解離性遁走?)

それが彼の長続きしない職歴のスタートになりました。

 

 

ずーっと後になり

一番彼がしたかった仕事に就けて

夢がかなったときに

彼はまた挫折してしまいました。

そのしたかった仕事が

実は彼の特性にまったくあってなかったのです。

彼は何度仕事で挫折しても

自分に向いた仕事と

向かない仕事を

判断することができなかったようです。

 

(彼は少人数でする作業であれば才能を生かせたが

団体行動や大勢をまとめるリーダー的な役割にはむいていなかったのでした)

 

がんばりたい、

期待に応えたい自分と

限界を超えた彼の内面が

 悲鳴を上げて引き裂かれ

彼はうつ病と診断され

休職し

またまた仕事をうしなうことになりました。

 



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彼がなぜ周囲とうまくいかなかったのか

 

第3者の立場で考えるとき

それは学力の問題でも

ルックスのせいでもないと

思えます。

ソーシャルスキルの弱さが

彼や彼の周囲を特に困らせているのだと感じます。

 

私はたまに『当事者』ではないかなと思う方に出会いますけど

大人の方の場合ご自分で「人付き合いのようなことが特に苦手」だと気づいている方もあり

自分の行いが『これでいいのか』と大変緊張しておられることも多く

その方の感じる息苦しさが私に伝わってくるのです

精一杯『普通に』振舞っていこうとされている

その気持ちに私は共鳴しやすいためかも知れません。

(私は昔神経症と診断された子供でした。)

 

当事者さんの話はまだまだ考えさせられることが多いです。

 




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Re:嫌われたのは『顔のせい』・・・自分の特性に気づけない(11/23)

社会的な適応力の欠如。

昔より、よく言われますね。

多様化しているから余計にそういう力が求められてしまうのかもしれませんね。

Re[1]:嫌われたのは『顔のせい』・・・自分の特性に気づけない(11/23)

HANG ZEROさん

私はむしろもっとシンプルにこれからの子どもたちに伝えるべきだと思います。

人の喜ぶことをする、人の嫌がることはしない、わからないことは聞く。



そうなれば親ももっと自分に厳しくしないといけないですけど

体罰はしないとか

子どもの悪口を言わないとか。



人にすかれる嫌われるというためではなく

判断の基準を『自分がされてうれしいこと、つらいこと』として考えていくことが社会性の基本だと思うんですよ。



>社会的な適応力の欠如。

>昔より、よく言われますね。

>多様化しているから余計にそういう力が求められてしまうのかもしれませんね。

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